ドライバーの仕事③バスドライバー

バスといっても色々な種類があります

一口にバスドライバーといっても、運転するバスの種類は様々です。その中でも多くの人が最初にイメージするのが、路線バスのドライバーかもしれません。路線バスは駅や営業所の周辺を予め定められたルートを、決まった時間に循環しながら運行しています。比較的短い距離の移動手段として、多くの客が利用しているバスです。また、高速道路を利用して距離のある都市同士を結ぶ高速バスも、定められたルートを決まった時間で運行させます。

観光を目的として運行させる観光バスも、バスドライバーとして募集されることがあります。観光バスの場合、団体で貸しきって利用することが多いです。マイクロバスから大型バスまで、様々な車両を運転することになるでしょう。さらに、工場の従業員を工場まで運んだり、高齢者などを病院まで送ったりする送迎バスもあります。

大型第二種自動車運転免許が必要になる

バスドライバーとして働く場合、普通の乗用車よりも大きな車両を運転することになります。しかも、お客を乗せて運転する必要があるため、特別な運転技術を身につけなければなりません。バスドライバーとしての運転技術が身についていることを証明するためには、大型第二種自動車運転免許を取得する必要があります。第二種自動車運転免許というのは、タクシーやバスなど旅客を運送する目的で運転するために必要な免許のことです。

大型第二種自動車運転免許を取得するためには、まず21歳以上でなければなりません。さらに大型や普通などの第一種免許、或いは大型特殊第一種免許を取得して通算3年以上経過していることも条件となります。バス会社によっては入社後に大型第二種自動車運転免許を取らせてくれるところもありますが、入社条件として普通第一種免許を取得していることが前提となっています。

ドライバーの仕事は、中長期の仕事というイメージがありますが、ドライバーの派遣なら1日や短時間からでも働けます。技術に自信があって、空いた時間を有効に使いたい方が主に派遣で働いています。